コンコンコン

｢失礼しまーす｡高瀬琉梨です｡｣

えっ？嘘だよねこれ？

｢ちょっと大和ー！僕のお菓子返してよー!ねぇ!｣

｢は？なんで返さなきゃいけねぇの？｣

｢だってそれ僕のだもん！｣

｢あーもう！絋も大和もうるさい！大和！そのお菓子！鉱にかえして！鉱！お菓子食べすぎ！だから大和に盗られるんだよ！｣

｢｢ゔー。ごめん(すまん)｣｣

｢こらこら。珱お客さんだよ？ﾆｺｯ｣

｢あー！君が高瀬琉梨さん？｣

私の方を見て聞いてくる。

｢はい。何の用でしょう？｣

｢うん。えっともうちょいで来るから待ってて｡｣

と珱と呼ばれる人は言った。

｢はあ。｣

えっ？ほんとに私なんかしたっけ？

全く記憶にないし､ここに呼ばれる理由がない！