「ありがとう。」

と返すとまた歩き出した先輩

「いい人だな〜。」

ボソッと言った言葉は聞こえてないだろう。


お昼になると

「琉梨〜♪お昼食べよ〜♪」

茉日と緋那、愛心

「うん!食べよ!」

そう返した瞬間

ピーンポーンパーンポーン

『2年 高梨琉梨さん。今すぐ生徒会室に来てください。』

えっ?

なになに?私?えっ?

「琉梨呼ばれてるよ!」

とあたふたする 緋那。

「なにかやらかしたの?」

ニヤッと面白そうに笑う茉日

「イヤ!何もしてないよ!」

私は必死に答えた。

「まぁとりあえず、呼ばれてるだし行っといで!」

愛心が言う。

「うぅぅぅ・・・。」

「行ってらっしゃい♪」

緋那が楽しそうに言ってきた。