「どした?なんかあったのか?」 心配そうにわたしを見る翔くん。 ずっとあなたに会いたかった。 ずっとあなたの隣に居たかった。 別れてもあなたを忘れた日なんてなかったんだよ。 ずっとずっと… 「好きだよ、翔くん…」 ずっと好きだった。 わたしだってずっと好きだった。 「え、待って、何言ってんの… 莉子…彼氏は…?」 驚いていた。