空を見上げる。 月が出ていてとても綺麗なはずなのに 涙で滲んで上手く見えない。 家に帰り着くとちょうど明菜が彼氏に連れて来てもらって車から降りているところだった。 「莉子!!!」 車から降りてわたしの姿を見るとこっちに走って来た。 わたしは思いっきり明菜に抱きついた。 そしてただただ泣きまくった。 明菜は何も聞かずにわたしを抱きしめて慰めてくれた。 しばらく泣いた後わたしの家で明菜に全てを話した。 「そんなことがあったんだ…」 明菜はしばらく何も言えずに黙り込んでいた。