懐かしい体温。 懐かしい鼓動。 懐かしい背中。 わたしと翔くんはゆっくりゆっくり離れる。 でも目線は離れない。 翔くんの綺麗な瞳に吸い込まれてしまいそうで… どちらともなくさらに近く距離。 〜♩ ♩ あと少しでお互いの唇が触れ合う時だった。 わたしのケータイが鳴りお互い我に戻り離れる。 蒼くんからの電話だった。