わたしのいちばんすきなひと。




一人っ子、一人娘であるわたしに彼氏ができたのが寂しいのよとお母さんはわたしと二人っきりになった時に話してくれた。




わたしは部屋に戻って明日着る服をクローゼットにしまった。




そのときベッドの上に置いてあったケータイが鳴りわたしは画面を見る。



翔くんからだ。




『もしもし?莉子?俺だけど』

久しぶりに聞く大好きな翔くんの声。



『翔くん!どうしたの??』



『明日14時に駅に待ち合わせでいい?
俺の家そこからバスで10分ぐらいのところなんだ。』


『うん、いいよ。』


明日の話をすると緊張が増してくる。


彼氏の親と会うのが初めてで何を話していいのかわからない。