わたしのいちばんすきなひと。





高校を卒業して数日後。


わたしは翔くんの家にお邪魔することになった。




翔くんがわたしのことを家族に紹介したいらしく


前日からわたしはそわそわしていた。




「ねえお母さん!服ってこれでいいかなあ?」


夕食後、食器を片づけているお母さんに明日着る服を見せた。


春らしく白のフレア袖に花柄のスカート。



「いいんじゃない?可愛いわよ、ねえお父さん。」