「久しぶりに会って翔くん大人っぽくなっててかっこよくなっててびっくりした。優しいところも変わってなくて。
たくさん話してて好きだった気持ち思い出しちゃった。わたしまた連絡取り合ったり会ったりしたら好きになっちゃいそうだよ…」
多分わたしまた翔くんを好きになりそう。
そんな気がした。
「そりゃあそうなるよ。
片岡のこと好きだったもんね。
嫌いになったわけじゃない。好きなのに突然いなくなって…
また好きになるのは当然だと思うよ。」
明菜の言う通りだ。
嫌いになったわけじゃない。
好きなのに突然いなくなった。
好きだった人がまた突然現れたら
好きになるよね。
「そうだよね。
明菜話聞いてくれてありがとう!
また明日話しさせて?」
「もちろんだよ!じゃあまた明日ね!おやすみ。」
電話を切ると
1件のラインが来ていた。
