「莉子ごめーん!先生に呼び出されてるの! 先帰ってて!」 「わかったー!また明日ね!」 明菜は放課後慌てて職員室へと向かう。 月日は流れ高校3年生。 今、わたしと明菜は家からバスで20分ほどの高校に通っている。 わたしたちはまた2人とも同じ高校。 2人とも高校卒業後の進路も無事に決まり 今度の春からは専門学生。