そんなことを考えていたら琉心お手製の朝ごはんができた。


「……ご飯出来たよ」


と、琉心は母さんに話しかけた。

琉心と母さんには、色々複雑な関係だけど、


親子に変わりはないのだ。


「……琉心ちゃん、ありがとう」


母さんはそう言い椅子に座った。



「いえ……、別に」



やはり、琉心は料理のことをほめられると照れるよな。


そーいうとこも可愛いよな。




……って、俺は、何を考えてんだよ……。




恥ずかしすぎ。