運命の人は、キミ。〜ほろ苦い恋の味〜



……絶対に、バレない。

「るーな!


おはよーん」


学校に行くため、駅に向かってる途中で、私の親友である花梨が私の肩を叩いてきた。


「あっ、花梨。



おはよーっ 」


「おはおは。


あれ?今日も、柊聖くんとは登校してないの?」



「するわけないじゃんよー。


あの、陽葵ちゃんたちのグループ怖いし……」