運命の人は、キミ。〜ほろ苦い恋の味〜


【琉心side】

……ダメって、わかってる。



……わかってるけど……。




でも、怖くて何も言えないんだ。


言ったら拒絶されそうで。



きっと、私のそばから離れるに決まっている。


そしたら、私は一人ぼっちだ。



……っ。


清水琉心、高校1年生。



とても、悩んでおります。