幹人ソファに座って本を読んでる

心音、隣に座ってみる

心音「あ、そうだ

クロさん

クロさんってお仕事何してるの?」

幹人『社会人』

心音「いや、お仕事」

幹人『一応Webデザイン』

心音「Webデザイン?」

幹人『インターネット上での

広告とかデザインする人』

心音「ほぉ、なんかすごいね」

幹人『ココちゃんも

なにか見つけれるといいね』

心音「不思議だよね

幼稚園生とか小学生とか

まだ小さい頃は

なりたいものはあったのに


中学くらいから

よく分からなくなってしまった…」

幹人『その頃は何になりたかったの?』

心音「小4くらいから

サックスプレイヤーにでもと」

幹人『今は?』

心音「色々考えると難しいなって」

幹人『道はたくさんあるよ』

心音「例えば?」

幹人『何かの職に就いて

ボランティア的なものでやるとか』

心音「その職が難しいんだよー。

一時期は心理学勉強したいって思ってた」

幹人『そうなんだ』

心音「でも…

やっぱり分からない

ずっとモヤモヤして気持ち悪いから

あまり考えたくないって思ってた

でも、そういう訳にもいかないんだね」

幹人「…」

幹人が心音の頭に手を置く


幹人『ナヲの毛がついちゃったね』

心音「( ゚д゚)ハッ!

結構ついてる」

幹人『生え変わりの時期だろうからね

お風呂入ってきたら?』

心音「はーい」

今日はここまで