ワン、ツー、さん、し!


次の日、職員室

紅音「先生、集まりました」

宇都目「早っ

すげーなー…」

紅音「部活、認めてもらえますよね。」

宇都目「よし。

本当は8人だが

こんだけいれば大丈夫だろう」

紅音「…本当は8人…」

宇都目「いやいやいやいや、

大丈夫だから、5人で

ただ先生的に8人くらいは欲しいってだけ」

紅音「はい?」

宇都目「俺が顧問につくからな」

紅音「古典の先生なのに?」

宇都目「俺の人生は枝分かれしてんだよ」

紅音「はい?」

宇都目「理解する日が来るさ」

紅音(いやいや、わかんねーよ)

「じゃあ、指揮とかも?」

宇都目「まぁな」

紅音「へー…お願いします」

宇都目「おう!

(小声で)やったっ」

紅音(聞こえてるぞ、先生)