「ごめんごめんって。 だってジャンケン……」 この様子じゃまだ治まらなそうだ。 落ち着くまでシカトするよ? しばらく笑わせることにした私は 空になったグラスを持ってドリンクバーへ向かった。 今度はアイスコーヒーを選択した。 なんか苦味が欲しかったから。 「はぁ……」 ほんと何やってんだか。 自分の運の無さにガッカリするよ。