「っ、やばい」 小さく呟いたその言葉は、はっきりと私の耳に聞こえた。 顔を真っ赤に染める俊に、可愛いと思ってしまう。 そんなこと言ったら怒るんだろうな、と心の中でクスクスと笑っていると、俊は私の体を座っていたソファに倒した。