「それでも嬉しい。ありがと、愛ちゃん」
「ん。」
そんな幸せそうに笑ってくれるなら、作ってよかった。
なんだか私まで幸せな気持ちになってきたよ。
「開けていい?」
俊がワクワクとした顔でそう聞いてきたから、こくんと頷いた。
キラキラした目でチョコを開け始める。
そんな期待しないで…!
手抜きと思われたらどうしようっ…!
そんな不安が頭をよぎるけど、次の瞬間にはそんな不安はなくなった。
「やっば…なにこれ…愛ちゃん、大胆だね」
へ…?
だ、いたん…?
なんのことかわからず首を傾げていると、俊がチョコを私のほうに向けた。

