「大丈夫じゃない? 西野さんって大人しそうだから、文句とか言わないでしょ」 「だよね〜。西野さんって見た目は可愛いけどつまんなそうだしね。」 「そうそう! 奪っちゃえば!?」 「そうしよっかな!? な〜んて! あはははは!」 2人はわざと私に聞こえるように少し大きめの声で言ってる…。 ぎゅっとスカートの裾を握る。 2人の言っていることが正論だ。 悔しいけど、言い返せない…。