「な、なんか変な事言った?私」 「別に? ただ相変わらず高木のことだいすきだなぁ〜って思っただけ」 怜にからかわれ、ぼっと顔が赤くなる。 だ、だいすきって! まぁ…間違ってはいないけど…。 「もう!! いいから作ろっ!!」 必死に話題を変えようとする私を、怜はクスクスと笑う。 「はいはい」 そう言ってようやくチョコレート作りはスタートした。