「うん。 普通に好きだよ」 …よかった。 ホッと胸をなで下ろす。 すると、俊はいきなり私の唇にキスをする。 「…へ?」 何をされたか理解出来ず、そんな情けない声が出る。 「口に生クリームついてたからとった。 甘いね」 かぁぁぁと急速に顔が熱くなっていく。 「俺、イチゴも好き」 「そ、そうなんだ」 「うん、だから…」 そう言い、俊は私に顔を近づける。