「ねぇ、これからどこに行くつもり?」 りりかはたずねた 「海」 「海!?」 「俺にとっては大切な場所なんだよ」 そう言うって電車に乗り込んだ2人だった 車内はとても静かだった 「なんで海なの…」 「海に着いたら教えてやるよ」 「1人で行けばいいじゃん。どうして私なんかと」 「わかんない…なんとなく」 「何それ、変なの」 「俺は変だよ」 「前田くん、何考えてるか分からないや」 「分からなくて結構です」 たわいもない会話が続いた