「 前田くんがまさか愛梨ちゃんと仲良かったとは偶然だね~」
りりかは冷や汗をかいていた
下手くそな演技で誤魔化そうとしていた
「あれ2人とも知り合いなの?」
「今、席隣なんだァ!ね?前田くん」
「…そうだ」
りりかに合わせる前田
「そうだったのね!せっかくだしお茶でもしない!4人で」
「いい…」
いいね!と言おうと思ったが
前田君に目で訴えられた
空気を読めってことか
「ごめん、そうしたいのはやまやまだけど用事が。」
「俺も」
「2人で楽しんで!じゃあ」
2人は急いで退散した
「ちょ、お嬢様!?」
「行っちゃった…」

