お嬢様と7人の男子



ハヤテが黒王子のことを睨みつける




「わ、分かったって…教えるよ…」



「うん、」



「お前が来る前に高槻が来たんだよ…来たってより追跡されたんだけどな」




「バレたの?…奏のこと…」



「まぁ…ハハハ…そうなるよな」



「僕が甘かったよ。もう少し、警戒すればこんなことにはならなかったのに。もうあの子とは関わっちゃダメだよ」




「な、なんでだよ!?」





「当たり前だろ、バレたからにはしょうがないよ…」




「でも、あいつはイイヤツなんだよ」




「奏…わかってないね。前もそんな事があってどんだけ苦労したと思ってんの?」



「高槻は、あいつとはちげぇーよ」




「とにかく、僕からも後日、言うから。じゃあそろそろ僕は帰るよ。最後、楽しんでね」



ハヤテは、



「おじゃましました、失礼します」


「あら、もう帰るの?」



「はい、用は済んだので…」



「そう、またいらっしゃい」



「はい」


奏の家を出て帰った




一方、莉梨香は…




「まだ帰らないかな。ここ暗いし…押し入れだし狭い




はぁー。急にどうしたんだろう…ハヤテくん




ハヤテくんはもっと前から知ってたのかな?





あの2人の関係謎だなー」