ハヤテが黒王子のことを睨みつける
「わ、分かったって…教えるよ…」
「うん、」
「お前が来る前に高槻が来たんだよ…来たってより追跡されたんだけどな」
「バレたの?…奏のこと…」
「まぁ…ハハハ…そうなるよな」
「僕が甘かったよ。もう少し、警戒すればこんなことにはならなかったのに。もうあの子とは関わっちゃダメだよ」
「な、なんでだよ!?」
「当たり前だろ、バレたからにはしょうがないよ…」
「でも、あいつはイイヤツなんだよ」
「奏…わかってないね。前もそんな事があってどんだけ苦労したと思ってんの?」
「高槻は、あいつとはちげぇーよ」
「とにかく、僕からも後日、言うから。じゃあそろそろ僕は帰るよ。最後、楽しんでね」
ハヤテは、
「おじゃましました、失礼します」
「あら、もう帰るの?」
「はい、用は済んだので…」
「そう、またいらっしゃい」
「はい」
奏の家を出て帰った
一方、莉梨香は…
「まだ帰らないかな。ここ暗いし…押し入れだし狭い
はぁー。急にどうしたんだろう…ハヤテくん
ハヤテくんはもっと前から知ってたのかな?
あの2人の関係謎だなー」

