「お、お前…なんで俺の家にいるんだよ!?」
「え!?ここなの、家って?」
「……。そうだよ…なんでお前にがいるんだ」
「追跡した…」
「はぁ…。詳しくは家の中で話すから上がれ」
「うん、わかった」
ー黒王子の家
「お兄ちゃん、このおねぇさん誰?彼女?」
「ち、違うわ!そんな分けないだろう」
「おかあさーん、奏兄が、彼女連れてきてるよー」
「お、おい…」
「あらいらっしゃい♡うち狭いけどゆっくりしてね」
「ありがとうございます」
「なんだよ、家族そろって…。ここ、座っていいよ」
「うん、ありがとう」
「今、お茶持ってくるから」
「わざわざありがとう」
黒王子は台所へ行った
「ねぇねぇ、おねぇちゃん本当に奏兄と付き合ってんの?」
黒王子の妹に話しかけられた
「つ、付き合ってないよ!」
「なーんだつまんないの。奏兄が、女子を連れてくるの初めてだから彼女かと思った」
「でも、お姉ちゃんはどうなの?奏兄のこと好き?」
「え、そういうのはまだないかな。」
「ふーん。でも私、おねぇちゃんだったら許す」
「ん?なんで?」
「だって、お姉ちゃん優しいから。奏兄をまかせられる」
「何言ってんだよ、余計なお世話だぞ」
「奏兄、怒ってるアハハ」
こんな姿の黒王子、なんか可愛い
「名前、何ていうの?」
「私、みく!小4!」
「みく、早く部屋に戻りな」
「はーい。またねおねぇちゃん」
そう言ってミクちゃんは部屋に戻った
「兄弟何人いるの?」
「5人」
「多いね、にぎやかで楽しそう」

