お嬢様と7人の男子



「お、お前…なんで俺の家にいるんだよ!?」



「え!?ここなの、家って?」



「……。そうだよ…なんでお前にがいるんだ」



「追跡した…」



「はぁ…。詳しくは家の中で話すから上がれ」



「うん、わかった」


ー黒王子の家



「お兄ちゃん、このおねぇさん誰?彼女?」



「ち、違うわ!そんな分けないだろう」



「おかあさーん、奏兄が、彼女連れてきてるよー」



「お、おい…」


「あらいらっしゃい♡うち狭いけどゆっくりしてね」



「ありがとうございます」


「なんだよ、家族そろって…。ここ、座っていいよ」


「うん、ありがとう」



「今、お茶持ってくるから」



「わざわざありがとう」



黒王子は台所へ行った



「ねぇねぇ、おねぇちゃん本当に奏兄と付き合ってんの?」


黒王子の妹に話しかけられた



「つ、付き合ってないよ!」



「なーんだつまんないの。奏兄が、女子を連れてくるの初めてだから彼女かと思った」



「でも、お姉ちゃんはどうなの?奏兄のこと好き?」



「え、そういうのはまだないかな。」



「ふーん。でも私、おねぇちゃんだったら許す」



「ん?なんで?」



「だって、お姉ちゃん優しいから。奏兄をまかせられる」



「何言ってんだよ、余計なお世話だぞ」



「奏兄、怒ってるアハハ」



こんな姿の黒王子、なんか可愛い


「名前、何ていうの?」


「私、みく!小4!」



「みく、早く部屋に戻りな」



「はーい。またねおねぇちゃん」


そう言ってミクちゃんは部屋に戻った


「兄弟何人いるの?」



「5人」



「多いね、にぎやかで楽しそう」