(お嬢様…反則だよ。こんなことをするなんて…)
要の顔は真っ赤だった
「ま…まだ…行かないでよ…」
うわぁ//////////
自分でも何言ってるかよく分かんなくなってきた
もう最悪…
「……。お嬢様…いくら執事でも俺は男ですよ。そんなことしちゃえばまた、俺、お嬢様にしちゃいますよ?」
そう言って要は私に近づいた
距離は20cmぐらいの近さだ
…ち、近い
要は私の顔に近づけた
私は目を閉じた…
あれ?
目を開けると
要は私の頭をポンポンと叩いた
「冗談ですよ、するわけないじゃないすか。俺、軽い男じゃないんで」
そう言って、要は出ていった
「か、要のバカ…」
本気にさせて…
もう、焦った
私のこと、絶対にもて遊んでいるよ
その日、私は1人で帰った
要のことを避けるようになって2週間が過ぎた…

