お嬢様と7人の男子


(お嬢様…反則だよ。こんなことをするなんて…)


要の顔は真っ赤だった





「ま…まだ…行かないでよ…」


うわぁ//////////


自分でも何言ってるかよく分かんなくなってきた



もう最悪…




「……。お嬢様…いくら執事でも俺は男ですよ。そんなことしちゃえばまた、俺、お嬢様にしちゃいますよ?」



そう言って要は私に近づいた


距離は20cmぐらいの近さだ


…ち、近い



要は私の顔に近づけた


私は目を閉じた…






あれ?




目を開けると








要は私の頭をポンポンと叩いた





「冗談ですよ、するわけないじゃないすか。俺、軽い男じゃないんで」



そう言って、要は出ていった



「か、要のバカ…」


本気にさせて…




もう、焦った



私のこと、絶対にもて遊んでいるよ





その日、私は1人で帰った


要のことを避けるようになって2週間が過ぎた…