幼なじみはアイドルの先輩~女の子から女性へ

さて、杏にダメ出しされる覚悟を持って招き入れたけど、杏は座ってスマホと睨めっこ。


ドキドキしながらアイスコーヒーを振る舞う。


「どうよ?順調?」


「良くも悪くもないなあ」


「ほう…………」


もろ手を挙げて喜ぶかと思ったら、まさかの渋い反応だ。


「何か問題でも?」


「方針が学業との両立だから調整がなかなか。地方組の子は転校させずに地元の学校に通わせたいから」


「なるほど」


「だから、薫さんが家庭教師してくれてホント助かるわ」


薫の強みはドッキリの次にこれだからね。


本当の強みはここなんだけどね。


「ファンクラブミーティングではこのことも話す予定だし。いろいろ案はあるからそこである程度お墨付き得たいね」