目が覚めて気づいた。 ううん。ほんとはうすうす気づいてた。 私は涼が好き。 あの日、初めて会ったあの日 私は恋をした。 発作とは違う心臓の音。 涼の太陽のような笑顔に恋をした。 私の大切だと思える人。 初めてなのに、ずっと前から知ってるような感覚。 ほんとに、私は涼のこと大好きなんだ。 そう思った瞬間頬が熱くなるのを感じた。 「だいすき…うっ。ぐすっ。」