この家に生まれてきてよかったな。 お父さんとお母さんの子共で、お兄ちゃんの妹でよかったな。 日記に書いた。 日記を書き終えた私はまた眠りについた。 そして、夢を見た。 お花畑に何故か私と涼しか居なかった。 涼が遠くに居たから追いかけた。 なのに、距離は縮まらない。 怖くなった。 私は涼の隣に行けないんだと思うと怖くて、苦しくて、そして目が覚めた。