私は先生に伝えた。 「大丈夫です。みんなには自分からいつか話します。でも、今じゃないんです。」 「そうか。わかった。でも、無理に溜め込まないようにね。」 「はい!」 「よし。なら、次の診察があるから、また来週。」 「ありがとうございました!あっ!華さんナースセンターに居ますか?」 「あぁ。萌音ちゃんの制服姿見たがってたよ。似合ってるよ。」 「ありがとう!先生!さよなら!」 「はい。さよなら。」 そうして、優しく微笑んでる先生が扉を閉めるまで見えていた。 私は華さんのとこに向かった。