君は太陽。


診察室に入ると神田先生がいた。

そして、心臓の音をきいて、体調のことを聞かれて終わりだ。

診察が終わると雑談を少しするようになった。

「学校どうだった?」

「楽しかったですよ!あの、この前病院に来てくれた4人と同じクラスでしかも、席替えをして近くなったんです!」

「そうか。よかったね。体の方は疲れなかったかい?」

「つかれましたね…。あと、帰り涼と一緒にここに来たんですよね。その途中で病気のこと聞かれて心臓が嫌な音を立てました。」

「そうか……」

長い沈黙のあと、先生は

「もし、その涼って子のこと信じられるのなら病気のこと話してみてはどうかな?学校の子たちにも。」