放課後、まなちゃんたちは部活があるらしく、教室で別れた。 「萌音。気を付けて帰るんだよ?疲れてるだろうから早く寝ること。病院にもちゃんと行くようにね。おばさんに頼まれてるんだから。学校では私が世話する!」 「心強いお母様ですわ!」 なんてふざけて見せた。 「バイバーイ」 そして、みんなにサヨナラをした私は学校を探検しようとかばんを持った。 すると、誰かに袖を引っ張られた。