先生が見えなくなったのを確認して私はまた、屋上へと足を向けた。 屋上に出ると日が暮れかかっているのが見えた。 「綺麗…」 つぶやいた。そして、涙を流した。 あの時、なんであんなこと言ったんだろ。 『私は20才まで生きられますか?』 先生は嘘をついた。 私は20才まで生きられない。 なら、いっそ死にたい。 空を見上げてそう思った。 すると、一番星を見つけた。 一番星を見てまたお姉さんを思い出した。