興味津々に聞いてくる涼くんが、なんかかわいくて私は笑顔になった。 そして、魔法のやり方をお姉さんのように教えてあげた。 「すげぇな。なんか、こう、力がみなぎってくるよ!」 「そうでしょ。すごいんだよ。」 「そのお姉さんって今どこにいるんだろうな。会いたくないか?」 そう聞かれて心がチクっとした。 泣きそうな顔になったのが自分でもわかった。 その顔を見せないように私は小さな、ほんとに小さな声でつぶやいた。 「天国だよ……」 「え?」