「んむむむ!!」 「あっ!ごめん!」 慌てて涼くんの口から手を離した。 「びっくりしたぁ!俺初めて朝起きて口塞がれたんだけど。で、何しようとしてんのかな?萌音ちゃん?」 と、意地悪な笑みを浮かべた涼くん。 その顔を見てつい、おかしくて笑ってしまった。 そして、正直に話した。 「朝日を見に行くの!」 ドヤ顔で言ったら何故か笑われてしまった。 「あはは!まじか!俺も一緒に行っていいか?」