散歩出かけるって言っても病院からは出られないからな。どーしよ。

そう考えてるとまなちゃんが見えた。

私は嬉しくて、駆け寄った。

「まーなちゃんっ!高校どーだった!?」

「わっ!萌音いきなりびっくりするじゃん!てか、走って大丈夫なの!?」

「少しくらいなら大丈夫だよ〜!それより、高校の話聞かせて!ね!」

「わかったわかった!えっと、どこで話す?あっ!病室に行こっか!」

「病室より、外がいいかな!」

病室には、あの子が居るから今はそっとしておいてあげたいし!

「そっか!わかった!」

そして、二人で病院の屋上に向かった。