君は太陽。


診察が終わって自分の病室に戻ると、3つ空いてたベッドのうち1つに男の子が座っていた。

私は、新しく入院しに来たのかな?と思い、話しかけた。

「こんにちは!私は萌音って言うんだ!君は?」

同じ年か、すこし上に見えたからタメ口で話しかけた。

「ちわっす。俺は、涼。足を怪我して入院しに来たんだ。」

少し元気の無い顔で、今にも泣きそうな顔をしいた。
きっと、私がいきなりきて驚いてるんだ。
足を怪我して悔しそう。
泣きたいときは、一人がいいよね。
私はそう思い、その子に声をかけて病室を出た。

「私、散歩してくる!」