「何か悠、今までと随分違う」
付き合う前はあんなに冷たい態度だったのに、こんなに甘い奴だとは……
「何か優しすぎて変に緊張する」
「じゃあ、イジメてほしいの?」
悪戯な笑みを浮かべて、囁くように悠が耳元で聞いてくる。
「そんなんじゃないっ!」
「優しくすれば違うって言うし、かと言ってイジメてほしいのか聞けば違うって言う。どうしてほしいのか分かんないんですけどー」
と私の耳を引っ張った。
「普通がいいです、普通が!」
「まあ、優しくすんのもイジメんのも俺の気分次第かな?」
悠はきっと私が思ってる以上にサディストだ。

