隣りの恋ゴコロ



「んっ……」


とても優しくて温かい悠の温もり。


想いがまた通じ合ってから初めてのキス――。


「俺、やばいかも」

「え?」

「一回だけじゃ足りない」


そう言って、今度はさっきよりも深く唇を重ねてきた。


何度も何度も求められ、そのたびに声を漏らす。


学校の図書室ということもあってか、胸の高鳴りが尋常ではなかった。


「お前、それエロい」

「へっ?」


悠は唇を離して、目も合わせずに私を胸の中に抱きしめた。


「はる……」

「見んな、馬鹿」


顔をあげようとした私の頭を押さえつけ、自分の顔が見れないようにする。


「キスだけでそんな声出すんじゃねーよ」

「べっ、別にしたくて出してるわけじゃっ……」

「こっちは一生懸命我慢してんのに」


悠の言葉に、自分の顔が一瞬にして赤く染まったのが分かった。