三人で話しながら下駄箱にやってくると、ヒソヒソと女子の話声が聞えた。 「何かさっきからジロジロ見られてる気がするんだけど気のせいかな?」 「いや気のせいじゃないと思うよ。俺もそう思ってたし」 秀真は不機嫌そうに靴を履きかえる。 「日比野さん」 「はい?」 突然見知らぬ女子に声を掛けられ、少し戸惑う。 「あなたって最低な人ね」 「ちょっと!あんた誰よ?いきなり何なわけ?!」 返事をする前に、隣りにいた祐実が先に彼女に向かって怒鳴った。