「何のこと?」 悠の行動にドキドキしながらも、冷静を保ちながら答える。 「しらばくれんな。昨日の夜のことに決まってんだろ。何であんなことしたのか言えよ」 「……っ」 悠の手に力がグッと入り、その痛みに思わず顔を顰めた。 ――怒ってるんだ。 私がまたあんな自分勝手なことをしたから……。 でも当然だ。 怒らない方が可笑しいもん。 「言ったでしょ?悔しくてムカついたからだって」 「本当にそれだけか?」 “違うだろ?” そんな目で私を見つめる悠。