あ!菜摘だ。 だけどこんなたくさんの人がいる中で菜摘と目が合うわけなく。 あたしはまた前を見る。 ポンポン。 ん?誰かに肩を叩かれて後ろを振り向く。 「落ちたよ。」 見ると、それはあたしの体育館シューズの入れ物の袋だった。 顔をあげると、あたしの隣の席のとても綺麗な子だった。 「ありがとう……!」