聖良は慌ててタオルと縄を解いてくれた


「央玖斗!見てるんじゃないよ!」


聖良がそういうと



央玖斗は私の姿に気づき
慌てて目をそらした。




涙が溢れ出す



「怖かったよ~!!!」


わたしは聖良の胸の中で
いっぱいいっぱい泣いた。



聖良が私を捨てたなんてやっぱり何かの間違いだったんだ。


その時


1つ雷輝への不信感が芽生えた。