────ビビビビビッ


「ん、、、んん、、」





部屋に響く機械音
俺はそれを止めて二度寝した





────プルルルルルルルッ



「んぁ、、、ん?もしもし??」




寝ぼけた声で俺は電話に出た






「何してんだよ海斗!!1限目体育だっていっただろ!?!?」



こいつは俺の親友の福西 央玖斗(ふくにし おくと)。通称おっくん




「あーもーごめんごめん、おっくん」



俺は適当に謝った





「それにっ!めーーーーっちゃ可愛い転校生来てるから!まじかわいい!!!」




おっくんは面食いだ。
可愛い子がいるとすぐに俺に報告してくる



全くもって不必要だ


でもこんなにテンション高いってことは相当可愛い子なんだろうな。




「よかったな、じゃ、今から行くから」




素っ気なく俺はおっくんの電話を切った