私は気がつくと
知らない倉庫の中にいた。





雷輝との待ち合わせ場所へ向かうため
近道しようと路地にはいった途端。


知らない人たちに腕を掴まれて車に乗せられた。


最後に雷輝の声が聞こえた所で
意識を手放してしまった。



雷輝は今頃心配しているだろうか、、、。
ごめんね。


雷輝、、、、、。



コンクリート張りの倉庫。
目に入るものは鉄パイプや鉄骨。

連想するものは嫌な事ばかり、




倉庫の隅から鉄パイプをズルズルと引きずりながら男が出てきた。


口にはタオルを噛まされて
後ろで括られた


言葉を制限されてしまい


私はぎゅっと目を閉じた。