私はそのまま美蓮が家を出るあとを付けた


ゆっくりと進んでいく美蓮
まさかこの後襲われるなど絶対に考えていないだろう


胸が痛む。


人のいない路地に入った時


雷輝の作戦通り
端から男2人が出てきて美蓮を車に乗せた。



車に乗り際に雷輝が美蓮の名前を叫ぶ



「美蓮!!!」


そのまま美蓮は車に載せられて例の倉庫へ行く



ゆっくりと雷輝が水優に近づいてくる。



「あとはあいつらの足止めな?」


ニヤついたままどこかへ消える雷輝。



美蓮のことが心配で
震える足を抑え、今日3人がいるはずの




駅前のファストフード店へ向かった。