「どうせ、なんで避けてるかは言ってくれないんでしょ?無理に聞きはしないよ。」


でも不安だ
谷村の事だ何をするかわからない
美蓮のことを好きで近づくわけない



あいつは昔から言葉を操るのが得意だった
美蓮のことだ騙されるに決まってる



クソッ、そんなことならあの時ちょっかい掛けて2人をからかうんじゃなかった。


私が谷村にプリントを渡しに行くべきだった。




「いますぐ美蓮に本当のこと言いにいこう」


仲川に問いかけた




「それは絶対だめだ」



仲川はその後固く口を結んだ



「いつまで意地張ってんだ!!!今でも!好きなんでしょ!!?離していいわけないでしょ!!美蓮のこと!!任せたって!あたしあの時言ったよね!!?」





気がつけばあたしは仲川の胸ぐらを掴んでいた。