雷輝はそのあと軽くショッピングをしたあと


ファミレスに入った



「ごめんな?もっとかっこいい所連れてってあげれなくてさ」



雷輝くんは申し訳なさそうに言った



「いやいや!全然!私も雷輝くんとこれただけでうれしいから!!」



私のそのセリフから少しの沈黙が続く



「ははっ、美蓮って正直なんだな!」


笑顔とともにいつもは〝ちゃん〟付けだったのに
いきなり名前で呼ばれた時



私は不覚にもキュンとしてしまった。





好きになってしまったんだ。





雷輝のこと好きになっちゃったんだ。