苺ノ記憶

────in ファストフード店




もう私にはできる仕事なんてあるのだろうか、、、


その心配の中
4日目聖良のバイト先ファストフード店に行くことになった。




いつもの無愛想な聖良からは想像出来ないほどの営業スマイル。



女って怖い。



作ることが出来ない私は資材補充などの雑用をこなしていた



そして1度だけレジを打ってみることになった




「いらっしゃいま...」



来たお客は仲川海斗だった。




「え?美蓮こんな所でバイトしてんの?」


驚いた様子で海斗は聞いてくる。



「バイト先探してるんだけど店長に頼んで職場体験?みたいなのさしてもらってたの、」


ため息交じりに私は言った



「その様子だと全滅ってとこだろ」



海斗はニヤリとわらってた。
でも図星の私は何も言えない




「いいバイト紹介してやるよ土曜開けとけ、あ、バッチリメイクで来いよな」




そう言って海斗は会計を済ませて出ていった。




海斗の言うバイトってなんか怖いんだけど
売り飛ばされたりしないかな、、