その渡された手紙には…


「話があるから、門の所で待っててください。」


と、丁寧に書かれた文字があった。

さっきの口調とは違ういつもと同じような感じだった。


なんで、さっきあんな口調だったんだろー?とか考えながらも、

門の所で友達と写真をとったり、話をしたりして時間を潰して。



すると!在校生がどんどん門に出て来始めた。

「柏原先輩!一緒に写真撮ってください!」

と言う声がいろんなところから聞こえ…


「わかったからぁー!笑笑」

と答えるのでせいいっぱいで、涼生がどこにいるのかも分からなかったし、ハブてた様な顔をしてこっちを見ていることにも気づかなかった…笑


「ありがとうごさいましたぁー!」

と言う声とともに帰っていく後輩ちゃんを見送って、当たりを見回すと…


涼生が桜の木によりかかって、待っているのが目に入った!