あの日から私は誰の目も気にせずに気軽に過ごした!

授業間にある10分休憩は友梨と楽しくワーワー教室ではしゃいで、

昼休憩はグランドでサッカーやバスケやバレーをしてめっちゃ遊んで、

放課後になれば、教室でみんなでいろーんな話をして

そして、帰宅する。

という流れで1日を過ごした。

それはそれはとっても楽しくて…

でもなんか切なくて…

頭の中では、涼生のことはもーどでもいいや!って思ってたけど、

心の中では、涼生のこと諦めたくないなって思ってる自分がいて…

でも、諦めなきゃな…って思ってる自分もいて…


今日まで、たまに涼生と会ったり、目が会うこともあったけど、

自分から避けてしまうことが多かった…


会っても、反対方向に逃げて言ったり、わざと、涼生のほーに行かないことも多かった。

目があって、一瞬ドキッってするけど、涼生は自分からいっさい目をそらそうとしないから、ドキドキしちゃって、絶対に自分から目を逸らしてしまう…